≪今週の重賞情報袋とじ≫
セントライト記念
2024

中山11R 芝2200ｍ

[セントライト記念]
注目の社台
グループ関連馬
ー９月14日(土)更新ー

社台情報部の桐生です。

秋競馬がスタートして、今週はおなじみとなる３日間開催。阪神開催の代替となる中京では芝2000ｍに距離変更された秋華賞トライアルのローズＳ、月曜日の中山では菊花賞へ向けた伝統のトライアル・セントライト記念が行われます。

今週の２重賞も本番を見据えた“社台包囲網”と言えるような状況。ローズＳではホープフルＳを制し春は牡馬相手に皐月賞、ダービーを戦ったレガレイラが牝馬限定重賞に出てくるとなれば見逃せませんし、セントライト記念でも社台グループ関連馬がどんな走りを見せるのか注目せずにはいられませんね。

[セントライト記念]
重賞調教
ウォッチャー
ー９月13日(金)更新ー

ダービーで８着に敗れた後は放牧に出されてリフレッシュ。８月14日には栗東に帰厩して順調に乗り込みを消化。１週前追いのＣＷコースでは岩田康騎手を背に一杯に追われて６Ｆ81秒６－ラスト１Ｆ11秒２をマーク。

最終追いは軽く流す程度で時計的に強調できるものではありませんが、２週連続で感触を確かめた岩田康騎手は「先週より反応が良くなった」と関係者に漏らしていたという話です。

春の激戦の疲れは抜けているようですし、馬体はそう大きく増えてはいませんが、落ち着きが出て精神面での成長は見受けられます。

朝日杯ＦＳでは後の皐月賞馬ジャンタルマンタルとコンマ１秒差の競馬をしている馬ですし、力があるのは成績面が証明するところ。春２冠の雪辱に向けた態勢は整っているのではないでしょうか。

２歳時には調教をつけることも困難だったアーバンシックですが、ひと夏を越して気性面は大きく成長。最終追いのＷコースでは３頭併せで、最後は軽く仕掛けられただけで一気に加速し、２頭にキッチリ先着を果たしています。

稽古を付けた石神深騎手(レースではルメール)は「直線の反応はいいし、抜け出してからもハミが抜けることはない。凄くイイ馬」とベタ褒めしていたという話ですし、秋緒戦から力を出せる仕上がりにあるのは、間違いなさそうです。

今回は鞍上にルメールを確保してきましたし、どんな競馬をしてくれるのか注目ですね。

[セントライト記念]
馬主絡みの
重賞こぼれ話
ー９月12日(木)更新ー

どうも、馬主情報を専門に扱う赤堀です。

トライアル満載の秋競馬が先週から開幕しましたね。

先週の紫苑ＳではＧＩレーシングのクリスマスパレード(５人気)が勝利。２着にミアネーロ、３着ボンドガールと入線し、結果的には社台グループ関連馬が上位を独占し、いよいよ社台グループも本腰を入れてきたという感じでしょうか。

ちなみにその紫苑Ｓは◎クリスマスパレードから１万3840円的中をお届けし、春の桜花賞、そしてオークスと２戦２的中。しかも、昨年暮れの阪神ＪＦも仕留めており、現３歳牝馬の勢力図は完璧に把握済と言えます。後に控える秋華賞も非常に楽しみになってきましたね。

さて、菊花賞トライアルのセントライト記念。馬主情報的に注目したいのは、２頭出しを敢行してきた廣崎利洋ＨＤのアスクカムオンモアです(もう一頭はアスクハッピーモア)。

名門・藤原英厩舎の所属で、ここまで５戦して掲示板を外したのは初戦の未勝利のみと相手なりに走る馬です。実はここだけの話、前走の１勝クラス時は「想定に入れるな」と関係者も漏らしていたほどで、確勝級の馬だったのです。藤原英厩舎も将来を期待している馬(社台ファーム生産馬)だというのは覚えておいて損はないと思います。

今回はメンバーが大幅に強化され、人気もなさそうですが、鞍上にはケイタさん(戸崎)を確保してきていますし、２頭出しのオーナーサイドも密かに期待しているのはほぼ間違いありません。

[セントライト記念]
３つの
好走ポイント
ー９月11日(水)更新ー

本日は過去の傾向から、好走馬の共通ポイントを３つご紹介します。

この３つの好走ポイントに１つでも該当する馬は、人気問わず、好走する可能性十分。是非、注目してみてください。

※新潟で行われた14年を除く過去9回

★好走ポイント【1】
前走ダービー組

前走ダービー組が中心。馬券対象馬の約半数を占めています。

これだけでも高確率ですが、より精度を高くするポイントはダービーの位置取りです。

このように、ダービー組でも前々で競馬をしていた馬と、控える競馬をしていた馬とでは成績が大きく変わってきます。

開幕2週目の中山で、まだまだ良好な馬場状態で行われることも、先行力が重要になる要素と言えそうです。

今年は前走ダービー組が3頭。

4角3番手以内にはエコロヴァルツが該当。コスモキュランダは4角4番手、アーバンシックは4角15番手でした。

★好走ポイント【2】
前走時の人気に注目

前走ダービー以外の馬[5-3-5-83]について見てみると、前走1番人気だった馬[3-3-2-21]が連対率20.7％、複勝率27.6％とまずまずの成績。

前走、条件戦の馬がほとんどのため、古馬相手とは言え下級条件で1番人気にならない＝重賞では実力不足、と考えて良さそうです。

ちなみに、過去10年で前走ダービー1番人気だった馬は2頭おり、昨年のソールオリエンスがセントライト記念2着、16年ディーマジェスティがセントライト記念1着。新潟開催時にはなりますが、14年はイスラボニータがダービー1番人気で、セントライト記念1着でした。

★好走ポイント【3】
前走圧勝馬

前走で2着につけた着差を見てみると、1.0秒以上の差をつけて圧勝だった馬が2頭。22年ガイアフォース（3番人気1着）、同ローシャムパーク（2番人気3着）とともに馬券対象になっています。

0.6～0.9秒差だった馬も過去9回で4頭おり、[1-1-0-2]と半数が連対。21年ソーヴァリアント（2番人気2着）、20年バビット（4番人気1着）が好走しています。

バビットは前走がラジオNIKKEI賞でしたが、ガイアフォースとローシャムパークは前走1勝クラス。ソーヴァリアントは前走2勝クラス。条件戦を勝ち上がっての昇級戦となる馬は、前走で高いパフォーマンスを示していることが加点ポイントと言えそうです。

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