
大阪杯2023【袋とじ】馬券予想に役立つ情報満載!

ー4月2日(日)更新ー

今年でG1昇格7年目を迎える大阪杯。日程上、メンバーレベルはドバイや香港へと遠征する馬の多寡で変わってくるが、今年は5頭のG1馬と、9頭の重賞勝ち馬が顔を揃えた。
現役最上位のイクイノックス、ドウデュース、パンサラッサはドバイ。また、タイトルホルダーらは天皇賞・春を目標としているため大阪杯には出てこなかったが、却って上位は実力拮抗の雰囲気となり、馬券的な面白さも増していると言っていいだろう。
G1昇格後は最初の2年間こそキタサンブラック、スワーヴリチャードと1番人気馬が連勝したが、その後は4年連続で1番人気馬が連対できず波乱含み。2019年は9番人気アルアイン、2022年は8番人気ポタジェが勝利し、1番人気馬は掲示板外に沈んだ。実力馬が揃う芝2000m戦ながら、簡単な決着とはならないのがこのG1だ。
今年はスターズオンアースとジャックドールが僅差で1番人気を争う状況で、前日最終オッズではスターズオンアースが3.7倍、ジャックドールが4.1倍。
ただ、その後もヒシイグアスが6.7倍、ジェラルディーナが6.9倍、ヴェルトライゼンデが7.7倍と単勝10倍以下の5頭は小差。最後は細かい勝負度合の差や、鞍上の作戦や捌き一つで結果が変わってくるかもしれない。
スターズオンアースは秋華賞こそ出遅れで3着に敗れるも、三冠にあと僅かまで迫った現4歳牝馬のトップ。秋華賞後に左前肢の繋靭帯を痛めたためエリザベス女王杯、ジャパンカップといった秋の古馬G1は見送ることになり、今回が初めての上の世代相手のレースとなる。
先週は杉原誠人騎手が、今週はルメール騎手が追い切りに騎乗。厩舎サイドは「最終追い切りでピッタリ仕上がった」と状態面に自信を見せている。阪神コースも桜花賞1着、秋華賞3着なら不安はない。
気になるのは牡馬、上の世代との力関係。スタニングローズが中山記念5着、ナミュールが東京新聞杯2着、ライラックが日経賞4着と年明けの対戦成績は出揃ってきたが、どのレースも前哨戦で100%の勝負ではないだけに、4歳牝馬が力で劣るとは言い切れない。ここでスターズオンアースが世代の真の力を証明するという可能性は十分。
ジャックドールは昨年の大阪杯で2番人気5着。捲土重来を期す今年はローテーションが違う。
昨年は5連勝の勢いがあった半面、G1出走のために賞金が必要な立場とあって休みなく走っていて、大阪杯の時点では状態がギリギリだったという話もあった。
今年は香港カップから3か月ぶりの年明け初戦という形。「間隔が詰まっていた昨年より調整過程はいい。2000mがベストなので春は大阪杯を勝つつもりで準備してきた」と陣営のトーンは高い。
昨年の後半は札幌記念、天皇賞・秋、香港カップにパンサラッサがいて、ジャックドールは自分の競馬をさせてもらえない感じもあった。対して、今回はジャックドールがハナを切ることも可能な組み合わせ。武豊騎手がどういう作戦を練っているかもポイントになってくる。
ジェラルディーナは「結果次第ではあるが、この後の香港を視野に入れており今回はメイチではない」というのが本音のようだ。「1本足りない」「あと2週あれば満足に仕上がったが…」といった話も聞こえてきている。
ただ、それを踏まえた上でも「昨年の覚醒を思えば、8分でもこの相手なら勝負になる」と強気の関係者もいる。仕上がりを取るか、能力を取るか。最内枠がどちらに転ぶかも考えておきたい。
ヒシイグアスは中山記念が仕上がり途上での勝利。叩き2走目となる今回はもちろん状態面の上積みがある。昨年は香港遠征が直前で中止となり、満足な調整過程を踏めない中での4着。その後に宝塚記念で2着に走ったように、実力は確か。
ヴェルトライゼンデは過去に着外に敗れた3戦が皐月賞、菊花賞、オールカマーと全て右回り。そのため今回は初出走となる阪神への適性を懸念されているが、関係者は「左回りでたまたま良いレースが多かっただけで、左回り、右回りに差がある馬ではない。オールカマーは状態と枠順が敗因」と語る。
池江泰寿厩舎はG2時代にドリームジャーニーとオルフェーヴルで大阪杯を勝っており、ヴェルトライゼンデはドリームジャーニー産駒。傾向的には、ステイゴールドの血筋は皐月賞、宝塚記念、有馬記念などタフな右回り戦を得意としている。
穴候補ではマリアエレーナが一般報道にも大々的に取り上げられたように「負ける気がしない」と調教師が豪語している。近走の天皇賞・秋、愛知杯、金鯱賞はいずれも不完全燃焼。時計勝負になればチャンスか。
ダノンザキッドは中山記念の大敗で人気急落だが、昨秋は復活と呼んでいい好走を続けていた。中山以外ならほぼ崩れていない馬でもあり、警戒したい1頭。ノースブリッジも「前走からデキはさらに上昇。枠も最高だし思い通りのレースができそう」とトーンが上がっている。
今週は4/1(土)に【ダービー卿CT】。4/2(日)に【大阪杯】が行われます。
その中からこのページでは、【大阪杯】を攻略するために必要な情報・馬券話を、各専門分野に特化したスペシャリストたちがコソッと無料でお教えします。
時間のある時にチェックして、週末の馬券予想に役立てて下さい。
≪今週の重賞情報袋とじ≫
大阪杯
2023
阪神11R芝2000m
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 |
騎 手 |
---|---|---|---|
1 | 1 | ジェラルディーナ | 岩田 望来 |
2 | マリアエレーナ | 浜中 俊 | |
2 | 3 | モズベッロ | 西村 淳也 |
4 | ノースブリッジ | 岩田 康誠 | |
3 | 5 | ワンダフルタウン | 和田 竜二 |
6 | ヴェルトライゼンデ | 川田 将雅 | |
4 | 7 | マテンロウレオ | 横山 典弘 |
8 | ラーグルフ | 戸崎 圭太 | |
5 | 9 | ジャックドール | 武 豊 |
10 | ポタジェ | 坂井 瑠星 | |
6 | 11 | スターズオンアース | C.ルメール |
12 | キラーアビリティ | 団野 大成 | |
7 | 13 | ダノンザキッド | 横山 和生 |
14 | ヒシイグアス | 松山 弘平 | |
8 | 15 | ヒンドゥタイムズ | 池添 謙一 |
16 | ノースザワールド | 北村 友一 |
[大阪杯]
注目の社台
グループ関連馬
ー4月1日(土)更新ー
桐 生
ドバイミーティングでのグループ関連馬の活躍から1週間。今週は阪神2000mで、G1昇格7年目となる大阪杯が行われます。
このレースは、近5年全てでノーザンF生産馬が優勝しているレースだけに、グループとしても力の入る一戦と言えるでしょう。
社台グループ関連馬
ジェラルディーナ
ヴェルトライゼンデ
馬主:サンデーR
生産:ノーザンF
大阪杯には、ジェラルディーナ、ワンダフルタウン、ヴェルトライゼンデ、ポタジェ、キラーアビリティ、スターズオンアース、ダノンザキッド、ヒシイグアス、ヒンドゥタイムズなど、9頭のグループ生産馬が出走。
この中で注目しているのが、サンデーRが送り込む二頭、ジェラルディーナとヴェルトライゼンデですね。
ジェラルディーナはG16勝のモーリスの初年度産駒にあたり、母ジェンティルドンナは2012年の牝馬三冠馬でG17勝馬。ヴェルトライゼンデは、ドリームジャーニーの産駒で半兄に重賞2勝のワールドエースとG12勝のワールドプレミアと、共にノーザンF生産の良血馬です。
先週行われたドバイワールドCデーには、同クラブを代表する一頭シャフリヤールが遠征していましたが、大阪杯にもこの二頭を送り込むあたり層の厚さを感じさせます。
ジェラルディーナは「ここを使って香港・クイーンエリザベスⅡ世Cを予定している」との事で、目一杯の仕上げではないものの、シッカリと結果を出して海を渡りたいところ。 それに対してヴェルトライゼンデは、長期休養もあり今年で6歳。年齢的にも一戦一戦が勝負であり、G1レースでの②③③着の実績があることからも、何としてもG1タイトルが欲しいところでしょう。
昨秋一気にG1ホースの仲間入りを果たし、さらなる飛躍を目指すジェラルディーナと、完全復帰を果たし衰えは全く感じさせないヴェルトライゼンデ。さすがにワンツーで決まるほど甘くはないでしょうが、クラブ側としても「何とか大阪杯を獲ってほしい」と期待していることは間違いありません。二頭がどんな走りをするのか注目したいですね。
[大阪杯]
重賞調教
ウォッチャー
ー3月31日(金)更新ー
≪栗東・好調教馬≫
ヴェルトライゼンデ
(牡6、栗東・池江寿厩舎)
栗東坂路(良)4F 52.8-38.8-25.0-12.1秒
高 島
3歳時はCWコース主体の調教でしたが、古馬になってからは坂路が中心となっています。1週前にしっかりと時計を出すことがルーティンとなっていますが、今週はここ最近に比べて一段と良い動きが見られました。
水口騎手が騎乗して51.2-11.9秒と全体の時計も良く、末脚の鋭さもありました。4連勝で重賞を制したソウルラッシュを相手に大きく追走する形で、わずかに及ばなかったものの、脚色はコチラの方が上と言える内容でした。
今週は終いを伸ばす調教でしたが、一週前である程度仕上がっていた分、伸び伸びと気分よく走らせていた印象。いかにも順調そうな過程からも大崩れはないと見ています。
≪美浦・好調教馬≫
ノースブリッジ
(牡5、美浦・奥村武厩舎)
美浦W(良)5F 66.7-51.0-36.7-11.2秒
神 谷
追い切りメニューといては大きな変化はありませんが、前走から2ヶ月空いている分、乗り込み量は豊富でじっくりと調整してきました。
前走後は放牧へ出ることなく在厩での調整。しっかりと疲れをとってから動きはじめ、2/15から本格的な調教を開始しました。
3月に入ってからメリハリの効いた調教ができており、だんだんと動きにも迫力が増してきました。岩田康騎手も2週連続で調教に騎乗しており、この馬への期待を感じさせます。
最終追い切りでは3頭併せで悠々と先着し、状態の良さも目立つ1頭でしょう。
[大阪杯]
馬主絡みの
重賞こぼれ話
ー3月30日(木)更新ー

赤 堀
どうも、馬主情報を専門に扱う赤堀です。
戦前ではスターズオンアースとジェラルディーナに注目が集まっているようですが、プログノーシスやヒシイグアス、ヴェルトライゼンデなどG2競走を勝って順当にこの舞台へ駒を進めてきた馬の存在も気になるところ。
ローテの違いも重要な要素となりそうなだけに、深く迫った見解が必要となりそうですね。
そんな中で、馬主情報的に注目しているのがダノックスのダノンザキッドです。
言わずと知れた「ダノン」を冠名として使用するダノックスは、中山馬主協会に所属されています。
今年は1月に1勝、2月に2勝という結果でしたが、3月は4勝を挙げ3/18から先週まで出走機会6連続馬券内を記録するなど、いよいよエンジンがかかってきた印象です。
先週のドバイターフではダノンベルーガが2着へ好走したように、今流れが来ているオーナーとも言えるでしょう。
その勢いを受け継いで大阪杯へ出走するダノンザキッド。今回は横山和騎手と初めてコンビを組みますが、最近急成長中の若手騎手として注目を浴びています。ジョッキーサイドにとってもここで気に入ってもらえれば、今以上に質の良い馬への騎乗機会が増えるかもしれません。
前走の休み明けは大きく敗れましたが本番は明らかにココ。照準を合わせて調整してきているだけに、個人的には注目しています。
[大阪杯]
3つの
好走ポイント
ー3月29日(水)更新ー
本日は過去の傾向から、好走馬の共通ポイントを3つご紹介します。
この3つの好走ポイントに1つでも該当する馬は、人気問わず、好走する可能性十分。是非、注目してみてください。
2.とりあえず関西馬
3.格重視、G1連対歴がほしい
★好走ポイント【1】
前走G1、G2組が中心
OP特別以下 | [0-0-0-5] 連対率0.0% 複勝率0.0% |
---|---|
G3 | [1-1-1-20] 連対率8.7% 複勝率13.0% |
G2 | [5-7-5-56] 連対率16.4% 複勝率23.3% |
G1 | [4-2-4-21] 連対率19.4% 複勝率32.3% |
前走クラス別成績を見てみると、基本的にはクラスが高いほど成績も良くなる傾向。OP特別以下からの連対は12年1着ショウナンマイティが最後で、まだ大阪杯がG2だった頃でした。
G1昇格後は前走G2[4-5-4-45]、前走G1[1-1-1-12]で、馬券対象18頭中、16頭を占めています。
前走G1組で馬券対象になっているのは、有馬記念[2-2-1-7]、ジャパンカップ[1-0-2-3]、菊花賞[0-0-1-0]、凱旋門賞[1-0-0-0]のいずれか。
前走G2組は、前走5番人気以内[5-7-5-35]、6番人気以下[0-0-0-21]。
★好走ポイント【2】
とりあえず関西馬
関東馬 | [0-0-1-30] 連対率0.0% 複勝率3.2% |
---|---|
関西馬 | [10-10-9-72] 連対率19.8% 複勝率28.7% |
東西所属別成績を見てみると、馬券対象になった馬のほとんどが関西馬。関東馬で馬券になったのは20年ダノンキングリー(3着)1頭のみとなっています。
関西馬でレース当日1~2番人気に限ると[6-3-3-3]で連対率60.0%、複勝率80.0%。
★好走ポイント【3】
格重視、G1連対歴がほしい
★好走ポイント【1】の通り、基本的には格が重視される傾向で、G1昇格後の過去6年(17年以降)、それまでにG1連対歴があった馬が[4-5-4-24]。馬券対象馬の大半を占めています。
19年の勝ち馬アルアイン(皐月賞1着)は9番人気、18年2着馬ペルシアンナイト(皐月賞2着、マイルCS1着)は6番人気などなど、人気薄での好走も多く、穴馬を探す際のポイントとも言えるでしょう。
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