新潟記念2023【袋とじ】馬券予想に役立つ情報満載!
今週は9/2(土)に【札幌2歳ステークス】。9/3(日)に【小倉2歳ステークス】【新潟記念】が行われます。
その中からこのページでは、【新潟記念】を攻略するために必要な情報・馬券話を、各専門分野に特化したスペシャリストたちがコソッと無料でお教えします。
時間のある時にチェックして、馬券予想に役立てて下さい。
≪今週の重賞情報袋とじ≫
新潟記念
2023
新潟11R芝2000m
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 |
騎 手 |
---|---|---|---|
1 | 1 | サリエラ | C.ルメール |
2 | 2 | グランオフィシエ | 菱田 裕二 |
3 | 3 | ノッキングポイント | 北村 宏司 |
4 | サトノルークス | 永野 猛蔵 | |
4 | 5 | イクスプロージョン | 戸崎 圭太 |
6 | ブラヴァス | 内田 博幸 | |
5 | 7 | フラーズダルム | 松岡 正海 |
8 | インプレス | 菅原 明良 | |
6 | 9 | ユーキャンスマイル | 石橋 脩 |
10 | ファユエン | 木幡 巧也 | |
7 | 11 | バラジ | 三浦 皇成 |
12 | イーサンパンサー | 小林 美駒 | |
8 | 13 | プラダリア | 池添 謙一 |
14 | マイネルウィルトス | M.デムーロ |
[新潟記念]
注目の社台
グループ関連馬
ー9月2日(土)更新ー
桐 生
2023年の夏競馬も今週で終了となります。すでに東西トレセンでは、秋のG1に繋がる前哨戦・トライアル重賞へ関心が移りつつあります。それだけに、グループとしても夏競馬ラストとなる今週で結果を出し、いい流れで秋競馬へと向かいたいところです。
社台グループ関連馬
ノッキングポイント
馬主:サンデーR
生産:ノーザンF
新潟記念には、サリエラ、グランオフィシエ、ノッキングポイント、サトノルークス、イクスプロージョン、ブラヴァス、フラーズダルム、インプレス、ユーキャンスマイルなどグループ生産馬がスタンバイ。
今年は出走馬の半数以上を占めているだけでなく、内から順(1番~9番)に9頭が枠に入っています。そんな中で個人的に注目しているのが、3歳馬ノッキングポイントです。
フローラSを勝ったチェッキーノの初仔で父はモーリス。3代母ハッピートレイルズが続く母系には多くの重賞ウイナーがいます。母と同じサンデーRの所属馬としてノーザンF空港で育成されました。
2歳の6月1週目にデビュー勝ちを決め、休養を挟み挑んだサウジアラビアRC(G3)では、1.4倍の支持を集めたものの4着に敗れました。3歳初戦もリズムよく運べず敗れたものの、2月の自己条件を勝ち3月の毎日杯で2着。ここで賞金を加算できたことでダービー出走に繋がりました。
ダービーでは北村宏司騎手との初コンビで18頭中15番人気という評価でしたが、直線で外から脚を延ばして勝ち馬から0秒2差の5着。人気はありませんでしたが、この時点で「ゲートの駐立に不安がなくなり、追って体が沈むようになった。」「ジョッキーもかなり手応えを掴んでいるみたい」「枠や流れ次第では注意が必要な一頭」という話を掴んでおり、競馬セブンとしてはこの結果に驚きはありませんでした。
その後は放牧を挟み、8月9日に帰厩。順調に乗られており54キロのハンデなら古馬相手でも楽しみが広がります。
[新潟記念]
重賞調教
ウォッチャー
ー9月1日(金)更新ー
≪栗東・好調教馬≫
マイネルウィルトス
(牡7、栗東・宮厩舎)
栗東坂路(良)4F 53.2-38.6-25.3-12.5秒
高 島
今年7歳と競走馬としては高齢の部類ですが、調教の動きからは全く衰えを感じさせません。
前走の函館記念は実に1年ぶりのレース。久々だけにレース勘の不安はあったと思いますが、それでも直線はこの馬らしいキレのある末脚を見せて4着。完全復活への兆しは見えました。
後方から進めるタイプということや長期休養明けということを考えても陣営として目標は直線の長い新潟で行われるココ。順調に調整は進んでいるようです。
前走後は一旦放牧へ出て8/9に帰厩。坂路単走での調整ではありますが、日曜の坂路では52.0秒と好時計をマーク。一杯に追われて反応もよく前走の疲れや反動を一切感じさせません。
≪美浦・好調教馬≫
グランオフィシエ
(牡5、美浦・久保田厩舎)
美浦W(良)6F 86.3-69.4-53.7-38.4-11.7秒
神 谷
重賞でこそ力の差を見せつけられる結果となっていますが、2走前のメトロポリタンSで勝利。オープンで実績のある馬だけに重賞での活躍に期待が持たれています。
前走後は一旦放牧へ出て8/9に美浦トレセンへ帰厩。その後は調教師が付きっ切りで調整しており、ウッドを中心に状態も上昇を描いてきました。
先週のウッドコースでは自己ベストに迫る83.3秒をマークしており、終いの伸びも十分。併せた相手は先週出走予定だったこともあり、遅れはしていますが追走からの内容はかなり良く見えました。
今週馬なりで流す程度でしたが併せた相手を目標にキッチリ並んでゴール。精神面のコントロールも取れており、この馬の力を十分に発揮出来る状態にあるでしょう。
[新潟記念]
馬主絡みの
重賞こぼれ話
ー8月31日(木)更新ー
赤 堀
どうも、馬主情報を専門に扱う赤堀です。
今週で夏競馬も終わり。札幌や小倉に所属するオーナーにとっては今年最後の開催ということで、思い入れの強い開催となりそうですね。地元ヤリがある可能性は頭に入れて臨むのが良いでしょう。
今週行われる新潟記念で、馬主情報的に注目しているのが佐々木主浩氏のブラヴァスです。
大魔神の異名を持ち、プロ野球界で活躍した有名な馬主のひとり。ヴィルシーナやシュヴァルグランなど時代を代表する名馬を所有したことでも知られていますよね。
そんな佐々木氏は阪神馬主協会の所属ですが、新潟馬主協会にも所属され役職を持たれていました。馬主は重複して協会に加盟することもできますが、佐々木氏の場合は阪神馬主協会に移ったという方が正しいでしょう。従って新潟は元庭であり、知り尽くした競馬場とも言えます。
この新潟記念は20年に同馬で勝利。ただそれ以来勝利はなく前走はそれ以来となる新潟でした。ようは「相性の良い新潟で復活を」という算段ではないでしょうか?。
ここ2走は⑮⑭着と大きく敗れていますが2走前はダート、前走は湿った馬場と、この馬が力を発揮する条件が揃っていませんでした。近走に比べて条件好転の今回。一変しても不思議ではない存在と言えるでしょう。
[新潟記念]
3つの
好走ポイント
ー8月30日(水)更新ー
本日は過去の傾向から、好走馬の共通ポイントを3つご紹介します。
この3つの好走ポイントに1つでも該当する馬は、人気問わず、好走する可能性十分。是非、注目してみてください。
2.関西所属騎手が圧倒
3.ノーザンF生産馬
★好走ポイント【1】
斤量増がむしろ狙い目
夏のハンデ重賞ということで軽ハンデ馬が有利かと思いきや、最も多くの勝ち馬が出ていて、且つ好走率も高いのが56.0kg。[3-2-0-20]で連対率20.0%となっています。57.0kgも[1-3-2-13]で、複勝率31.6%とマズマズ。
今回増 | [2-3-1-13] 連対率26.3% 複勝率31.6% |
---|---|
増減なし | [3-4-6-57] 連対率10.0% 複勝率18.6% |
今回減 | [5-3-3-69] 連対率10.0% 複勝率13.8% |
また、一見、成績が悪くなりそうな『今回斤量増』の馬の方が率ベースでは好成績。17年には前走から3.0kg増だったタツゴウゲキが1着という例もあります。
斤量が軽くなる牝馬が[1-0-1-15]とあまり好走していないように、軽ハンデによるアドバンテージが少ないレースと言っても差し支えないでしょう。
なお、今年から斤量の引き上げが行われているので、1.0kg増で考えた方が良さそうです。
★好走ポイント【2】
関西所属騎手が圧倒
関東騎手 | [3-5-6-107] 連対率6.6% 複勝率11.6% |
---|---|
関西騎手 | [6-5-4-31] 連対率23.9% 複勝率32.6% |
外国騎手 | [1-0-0-1] 連対率50.0% 複勝率50.0% |
騎手の所属別成績を見てみると、関西所属騎手が圧倒。連対率では関東所属騎手と約4倍の差がついています。
全ての関西所属騎手がスポット参戦というわけではないですが、19年ユーキャンスマイルで制した岩田康騎手は、夏の間は函館、札幌で騎乗しており、1日だけの新潟参戦。18年ブラストワンピースで制した池添騎手も夏場は札幌を主戦場にしており、同馬のための新潟参戦でした。
これまで札幌や小倉で騎乗していながら、わざわざ新潟まで乗りに行く栗東所属騎手には特に注目すべきでしょう。
★好走ポイント【3】
ノーザンF生産馬
ノーザンF生産馬 | [5-5-4-38] 連対率19.2% 複勝率26.9% |
---|
芝の中距離重賞ということもあり、ノーザンファーム生産馬が強いレース。18年、19年、20年は3年連続でノーザンファーム生産馬のワンツー決着でした。
上位人気馬だけが好走しているわけではありませんが、1~3番人気馬は[4-2-2-6]、連対率42.9%、複勝率57.1%と半分以上が馬券対象になっています。
・サリエラ
・プラダリア
【★】
・イクスプロージョン
・グランオフィシエ
・ノッキングポイント
・ブラヴァス
・マイネルウィルトス
・ユーキャンスマイル
※好走ポイントに該当した数で★をつけています。
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