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新潟記念 2024【袋とじ】馬券予想に役立つ情報満載!



元JRA調教師の嶋田潤です。

いよいよ今週で夏競馬がフィナーレを迎えます。

今週スタンバイしている中には“夏最後”ということで目イチ勝負を敢行してくる陣営の話も聞いていますし、目イチ情報に定評ある競馬セブンの情報をご利用頂ければと思います。

そんな夏競馬の最終週には、8/31(土)に札幌2歳S、9/1(日)に中京で行われる小倉2歳S、そして新潟記念が控えています。

その中からこのページでは、【新潟記念】を攻略するために必要な情報・馬券話を、各専門分野に特化したスペシャリストたちが無料でお教えしますので、馬券予想に役立てて下さい。

≪今週の重賞情報袋とじ≫
新潟記念
2024
新潟11R 芝2000m

~枠順確定版~





1 1 ゴールドプリンセス 菊沢 一樹
2 2 ライトバック 坂井 瑠星
3 3 ジューンアヲニヨシ 池添 謙一
4 4 シンリョクカ 木幡 初也
5 5 ファユエン 北村 宏司
6 アスクワイルドモア 小沢 大仁
6 7 セレシオン 荻野 極
8 アリスヴェリテ 柴田 裕一郎
7 9 キングズパレス 松岡 正海
10 バラジ 菅原 明良
8 11 エーデルブルーメ 川田 将雅
12 レッドラディエンス 戸崎 圭太

[新潟記念]
注目の社台
グループ関連馬

ー8月31日(土)更新ー

社台情報スペシャリスト
桐 生

社台情報部の桐生です。

いよいよ2024年の夏競馬も今週で最後となります。今週日曜日には新潟でサマー2000シリーズ最終戦となる新潟記念と、変則開催の影響で小倉ではなく中京で開催の小倉2歳Sが行われます。

新潟記念は12頭、小倉2歳Sは13頭立てとやや寂しい感はありますが、有力な社台グループ関連馬をスタンバイさせており、夏競馬の最後を飾りたい思惑が見え隠れしています。

社台グループ関連馬

キングズパレス

馬主:社台RH
生産:社台F


昇級後の重賞、新潟大賞典と七夕賞で2戦連続2着惜敗のキングズパレスは、重賞初制覇とサマー2000シリーズのタイトルを狙っての出走となります。

キングカメハメハ産駒の5歳馬で、母のドバウィハイツは米GIゲイムリ―SとイエローリボンSの勝ち馬。4つ上の全姉リバティハイツは3歳春にフィリーズレビューを制していますが、社台Fとしても母の価値を高める意味でも牡馬のこの馬で重賞タイトルは欲しいところ。

この中間も松岡騎手がほぼ付きっ切り。4週連続で跨って感触を確かめる念の入れよう。最終追いは馬なりに終始していますが、「先週、ゴールを過ぎてもしっかり走らせた効果で、集中力が高く精神面でプラスの要素を感じた。体調はいいと思います」と漏らしていたという話で仕上がりには何ら問題なさそうです。

そもそも前走の七夕賞はモタれる面のあるこの馬にしてみれば叩き台の位置付けで、この新潟記念が夏の最大目標。サマー2000シリーズで優勝するには勝つ事が必須条件ですし、まず間違いなくヤリと言えます。この馬を含め社台グループ関連馬の走りには注目ですね。

[新潟記念]
重賞調教
ウォッチャー

ー8月30日(金)更新ー

≪栗東・好調教馬≫
ライトバック
(牝3、栗東・茶木厩舎)

栗東CW(良)
6F 83.2-68.0-52.5-37.1-11.4秒

栗東情報スペシャリスト
高 島

オークス3着からの参戦となるライトバックは、1週前にCWコースで7F96.6-3F37.1-1F11.4の好時計を単相で叩き出し、最終追いでは僚馬アンリーロード(古馬2勝)とCWコースで併せ馬を敢行。

これまでは折り合い面で難を見せるところはありましたが、この日はリズム良く僚馬を追走し、最後は余裕の手応えで半馬身差の先着。脚捌きにも素軽さがあり、追い切りの後の息の入りも良く、心肺機能も何ら問題なさそうです。

オークス後から新潟記念への参戦は考えられていたという話ですし、陣営もキッチリ仕上げてきたということ。春無冠に終わっただけに、ここを勝って秋華賞へ向け弾みをつけたいところでしょう。

≪美浦・好調教馬≫
シンリョクカ
(牝4、美浦・竹内厩舎)

美浦W(良)
6F 83.4-66.7-51.9-37.5-11.7秒

美浦情報スペシャリスト
神 谷

競走中止の福島牝馬S以来の実戦になりますが、ほぼ調教師が付きっ切りで仕上げられています。8/25(日)の坂路では実戦で騎乗する木幡初が跨って感触を確かめ、最終追いでは馬なりながらもラスト1F11秒7を計時。

普段の乗り運動でも問題なく歩けており、落ち着きがあるのは好感が持てますし、落馬の影響は皆無と言ってもいいでしょう。

阪神JF2着、オークスでも5着に食い込んでいる馬で、このメンツに入って力量的に見劣ることはありません。他のマークが緩くなれば54キロの軽量を活かして、粘り込みがあっても何ら不思議はないでしょう。

[新潟記念]
馬主絡みの
重賞こぼれ話

ー8月29日(木)更新ー

馬主情報スペシャリスト
赤 堀

どうも、馬主情報を専門に扱う赤堀です。

いよいよ夏競馬もラストウィーク。ご当地馬主絡みのヤリ話には特に注意が必要かと思いますし、実際、馬主関係者の動向を調査したところ、勝負懸かりと言える状況も確認されていますし、馬主情報に大きくご期待頂ければと思います。

そして、翌週は秋競馬の開幕週。競馬セブンの会員様であれば周知の事実かと思いますが、「一発目が目イチ」のヤリ馬が潜んでいる開幕週。今年も例に漏れず、イイ話が関係各所から入って来ていますよ!


注目すべき馬主とは?

今週の新潟記念で馬主情報的に注目しているのは、キャロットFのセレシオンです。

設立当初のキャロットFは日高の中小牧場の生産馬や外国産馬を主に扱っておりましたが、社台の資本が入ったことでメキメキと頭角を現し、シーザリオ、エピファネイア、ハープスター、リスグラシュー、エフフォーリア、タスティエーラなどなど数々の名馬を輩出。今や日本を代表するクラブ法人にのし上がっています。

母クルソラはアルゼンチンのGI勝ち馬で、その母系を辿れば桜花賞2着のクルミナル、七夕賞2着のククナ、スプリングS2着のアライバルなどの活躍馬の名前が出てきますが、重賞勝ち馬はなし。母の価値を高める意味でも、産駒の重賞制覇は悲願とも言えます。

今回はメンバーが一気に強化されますが、新潟コースは4戦して2勝2着1回3着1回と巧者ぶりを見せていますし、完全に新潟記念を狙ったローテで挑んできているだけに軽視は禁物でしょう。

[新潟記念]
3つの
好走ポイント
ー8月28日(水)更新ー

本日は過去の傾向から、好走馬の共通ポイントを3つご紹介します。

この3つの好走ポイントに1つでも該当する馬は、人気問わず、好走する可能性十分。是非、注目してみてください。

3つの好走ポイント
1.斤量増がむしろ狙い目
2.関西所属騎手が圧倒
3.ノーザンF生産馬


★好走ポイント【1】
斤量増がむしろ狙い目

夏のハンデ重賞ということで軽ハンデ馬が有利かと思いきや、最も多くの勝ち馬が出ていて、且つ好走率も高いのが56.0kg。[3-2-1-20]で連対率19.2%、複勝率23.1%となっています。57.0kgも[1-2-2-18]で、複勝率21.7%とマズマズ。

今回増 [2-3-1-13]
連対率26.3% 複勝率31.6%
増減なし [3-4-5-60]
連対率9.7% 複勝率16.7%
今回減 [5-3-4-66]
連対率10.3% 複勝率15.4%

また、一見、成績が悪くなりそうな『今回斤量増』の馬の方が率ベースでは好成績。17年には前走から3.0kg増だったタツゴウゲキが1着という例もあります。

斤量が軽くなる牝馬が[0-0-1-15]とあまり好走していないように、軽ハンデによるアドバンテージが少ないレースと言っても差し支えないでしょう。

なお、昨年から斤量の引き上げが行われており、それ以前のデータとは1.0kg違うことは頭に入れておいた方が良さそうです。


★好走ポイント【2】
関西所属騎手が圧倒

関東騎手 [3-6-6-106]
連対率7.4% 複勝率12.4%
関西騎手 [6-4-4-32]
連対率21.7% 複勝率30.4%
外国騎手 [1-0-0-1]
連対率50.0% 複勝率50.0%

騎手の所属別成績を見てみると、関西所属騎手が圧倒。連対率では関東所属騎手と約3倍の差がついています。

全ての関西所属騎手がスポット参戦というわけではないですが、19年ユーキャンスマイルで制した岩田康騎手は、夏の間は函館、札幌で騎乗しており、1日だけの新潟参戦。18年ブラストワンピースで制した池添騎手も夏場は札幌を主戦場にしており、同馬のための新潟参戦でした。

これまで札幌や小倉で騎乗していながら、わざわざ新潟まで乗りに行く栗東所属騎手には特に注目すべきでしょう。


★好走ポイント【3】
ノーザンF生産馬

ノーザンF生産馬 [6-6-4-42]
連対率20.7% 複勝率27.6%

芝の中距離重賞ということもあり、ノーザンファーム生産馬が強いレース。18年、19年、20年は3年連続でノーザンファーム生産馬のワンツー決着でした。

上位人気馬だけが好走しているわけではありませんが、1~3番人気馬は[5-2-2-7]で連対率43.8%、複勝率56.3%と半分以上が馬券対象になっています。

好走注目馬はこの馬
【★★】
・アリスヴェリテ
・エーデルブルーメ
・セレシオン

【★】
・アスクワイルドモア
・ジューンアヲニヨシ
・ライトバック
・レッドラディエンス


※好走ポイントに該当した数で★をつけています。
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