
中山記念2024【袋とじ】馬券予想に役立つ情報満載!

今週は2/25(日)に【阪急杯】【中山記念】が行われます。
その中からこのページでは、【中山記念】を攻略するために必要な情報・馬券話を、各専門分野に特化したスペシャリストたちがコソッと無料でお教えします。
時間のある時にチェックして、馬券予想に役立てて下さい。
≪今週の重賞情報袋とじ≫
中山記念
2024
中山11R芝1800m
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 |
騎 手 |
---|---|---|---|
1 | 1 | レッドモンレーヴ | 横山 和生 |
2 | ソーヴァリアント | 武 豊 | |
2 | 3 | ソールオリエンス | 田辺 裕信 |
4 | ジオグリフ | 戸崎 圭太 | |
3 | 5 | ヒシイグアス | R.キング |
6 | イルーシヴパンサー | 岩田 望来 | |
4 | 7 | ドーブネ | 吉田 隼人 |
8 | マテンロウスカイ | 横山 典弘 | |
5 | 9 | エルトンバローズ | 西村 淳也 |
10 | ラーグルフ | 三浦 皇成 | |
6 | 11 | タイムトゥヘヴン | 大野 拓弥 |
12 | ボーンディスウェイ | 木幡 巧也 | |
7 | 13 | マイネルクリソーラ | 津村 明秀 |
14 | エエヤン | M.デムーロ | |
8 | 15 | テーオーシリウス | 永野 猛蔵 |
16 | ホウオウリアリティ | 菅原 明良 |
[中山記念]
注目の社台
グループ関連馬
ー2月24日(土)更新ー
桐 生
今週から関東では東京から中山、関西では京都から阪神へと舞台が移ります。
その中山では伝統の中山記念(G2)が組まれています。大阪杯や安田記念、あるいは海外遠征と各馬のこの先の狙いは様々ですが、このレース照準の馬もいるだけに陣営の勝負度合いが重要となる一戦。
それでいて近年は、サウジCの開催で上位ジョッキーが不在とあって、一般的には難解なレースになっていますね。
社台グループ関連馬
ヒシイグアス
馬主:阿部雅英
生産:ノーザンF
今年の中山記念は、レッドモンレーヴ、ソーヴァリアント、ソールオリエンス、ジオグリフ、ヒシイグアス、イルーシヴパンサー、ドーブネ、マテンロウスカイ、ボーンディスウェイなど、グループ生産馬が半数以上を占めます。
その中で個人的に注目しているのが、中山記念を過去二度(21年、23年)勝利しているヒシイグアスです。
ハーツクライ産駒の8歳馬で母はアルゼンチンの重賞ウイナー。セレクトセール当歳市場で1億0476万円(税込)にて落札され、ノーザンF空港で育成されています。
デビュー当時から、「トモに疲れが溜まりやすい」「ダメージ抜けずになかなか調子が上がってこない」など、体質面の弱さもあり出世が遅れましたが、4歳から5歳にかけて4連勝で一気に重賞ウィナーまで上り詰めたように、能力の高さは評価されていた馬。
昨年の中山記念でも、「前走後に熱中症になりダメージが大きかったから復帰に時間がかかった」という話もありましたが、その分このレースを目標にジックリ仕上げ勝利を挙げました。
8歳馬ということで一般的に年齢面が気になるところでしょうが、各方面から「衰えは感じない」という声が届いており、その点は気にする必要はないでしょう。
体質面を考えると「一戦、一戦が勝負!」というタイプ。それに加え、鞍上は堀宣行厩舎の管理馬でAJCC、東京新聞杯を勝っているレイチェル・キング騎手と、人馬ともこの一戦にかける小度合いが高いコンビ。今回は注目すべき一頭と言えるでしょう。
[中山記念]
重賞調教
ウォッチャー
ー2月23日(金)更新ー
≪栗東・好調教馬≫
エルトンバローズ
(牡4、栗東・杉山晴厩舎)
栗東坂路(稍)4F 54.9-38.9-24.6-11.8秒
高 島
昨年のマイルCS以来のレース。1/25に栗東トレセンへ帰厩して坂路を中心とした乗り込み。2月に入ってから西村淳騎手が調教に跨りCWコースで併せ馬を積んできました。
前走時同様に、1週前に速い時計を出す調教スケジュールで6ハロン81.4秒をマーク。前走時と比較すれば時計は落ちますが、ラップバランスが非常に良く、走りにも力強さを感じるものがありました。
最終追い切りは馬なりで終い重点。鞍上の指示にも即座に反応してラスト11.8秒をマークしており、ステップレースということを考えれば十分な仕上がりにあるのではないでしょうか。
≪美浦・好調教馬≫
ヒシイグアス
(牡8、美浦・堀厩舎)
美浦W(良)6F 82.0-65.7-51.4-36.5-11.5秒
神 谷
御年8歳を迎えるヒシイグアスですが、まだまだ元気いっぱい。常にピークを更新し続けているという方が適切かもしれません。
管理する堀厩舎の調教での定石は1週前6ハロン追いで当週に5ハロン追い。全ての馬に当てはまるわけではありませんが、このスケジュールを基盤に調整されています。
今回のヒシイグアスは2週続けて6ハロン調整。これをどう読み取るかがポイントのひとつでしょう。
ただ注目したいのは時計。自己ベストと同タイムとなる82.0秒を計測。前回の同時計時はモレイラ騎手が騎乗していたことを考えれば、むしろ今回の方が速い時計が出ていると考えて良さそうです。
しかも自己ベストは前走時に叩き出しており、年齢を重ねて益々充実してきた証とも言えます。時計も無理に出したわけではなく、あくまでいつも通りの馬なり調整。ラストも11.5秒と申し分のないキレ味を見せており、普段と異なる調整過程ですがむしろプラスに見ています。
[中山記念]
馬主絡みの
重賞こぼれ話
ー2月22日(木)更新ー

赤 堀
どうも、馬主情報を専門に扱う赤堀です。
今週から開催場が替わり、春のG1シーズンも目前という雰囲気。【中山記念】は大阪杯やマイルG1へのステップレース、【阪急杯】は高松宮記念に繋がります。G1で的中馬券を手にするためにも重要なレースとなりますので、見逃さずにチェックして下さい。
【中山記念】で、馬主情報的に注目しているのが草間庸文氏のイルーシヴパンサーです。
草間氏は中山馬主協会の所属。勝負服は紫、白三本輪、袖白一本輪のデザインを使用されていますが、明治大学ラグビー部出身ということが由来にあるそうです。
先日根岸Sを制したエンペラーワケアもオーナーの所有馬で、フェブラリーSへ出走していれば人気の中心となるはずの馬でした。フェブラリーSは過去にワイルドワンダーで3着の実績があっただけに、出走できなかったことは悔しかったことでしょう。ただ同馬はまだ明け4歳馬ですし、まだまだチャンスは十分あります。次走はかしわ記念を予定しているとのことで、地方交流G1制覇への期待は高まっていることでしょう。
話はそれましたが、ダートのエースがエンペラーワケアならば、芝のエースはイルーシヴパンサーです。
過去には安田記念で1番人気に支持された逸材ですが、その後京都金杯を制したものの低迷中。ただ前走のマイルCSでは大外枠のハンデもありながら直線で豪快に追い込んで6着。単勝102倍という低評価を覆す走りを見せ復調の兆しを見せてくれました。
前走に比べて全体的なメンバーレベルが落ちることを考えれば、前走以上の走りを見せる可能性は十分あります。オーナー期待の芝のエースが復活するかどうか!?という点も注目したいですね。
[中山記念]
3つの
好走ポイント
ー2月21日(水)更新ー
本日は過去の傾向から、好走馬の共通ポイントを3つご紹介します。
この3つの好走ポイントに1つでも該当する馬は、人気問わず、好走する可能性十分。是非、注目してみてください。
2.馬券対象の半分が前走G1組
3.中山コース適性も重要
★好走ポイント【1】
若ければ若いほど良い
4歳 | [4-4-6-16] 連対率26.7% 複勝率46.7% |
---|---|
5歳 | [4-4-0-23] 連対率25.8% 複勝率25.8% |
6歳 | [1-2-2-22] 連対率11.1% 複勝率18.5% |
7歳~ | [1-0-2-31] 連対率2.9% 複勝率8.8% |
年齢別成績を見てみると、4歳、5歳が優勢。4歳馬は複勝率が46.7%と非常に高く、若ければ若いほど成績が良いと言っていいくらいの傾向になっています。4歳馬は5歳以上に対して1kg減で出走可能ということも影響しているのかもしれません。
ただ、4歳馬のうち、前走1番人気馬は[2-2-1-0]、前走2番人気馬は[2-1-4-1]の高確率となっていますが、今年は該当馬がいません。
前走1~2番人気馬を除いた場合、4歳馬の成績は[0-1-1-15]。今年の4歳馬5頭はいずれもコチラに属しており、結果はどうなるでしょうか。
★好走ポイント【2】
馬券対象の半分が前走G1組
海外を含め、前走G1組が[7-4-4-32]。馬券対象馬の半数を占めています。
天皇賞秋[1-1-0-2]
マイルCS[1-0-2-5]
香港マイル[1-0-1-3]
有馬記念[1-0-0-6]
エリザベス女王杯[1-0-0-1]
ダービー[1-0-0-0]
秋華賞[0-2-0-1]
など様々なレースから好走馬が出ており、前走人気、前走着順も問いません。凡走馬の巻き返しにも注意が必要です。
また、近年は中山金杯組も好調で、18年以降は[3-1-1-1]。馬券対象を外したのは22年のウインイクシード(5着)で、それ以外の4頭は全て中山金杯でも3着以内に好走していました(22年のウインイクシードは中山金杯6着)。
距離は1ハロン異なりますが、同じ中山コースの重賞。好走実績をアテにして良いということでしょう。
★好走ポイント【3】
中山コース適性も重要
「中山金杯組が好調」ということにも関連していますが、中山コース適性は重視すべき要素と言えます。
18年、19年と連覇したウインブライトは中山コース[5-2-0-3]の中山巧者。14年3着、15年2着、17年3着と3度馬券対象になったロゴタイプは、朝日杯FS、スプリングS、皐月賞と中山重賞3勝の実績がありました。
中山重賞での好走歴は加点材料と考えていいでしょう。
・ソールオリエンス
【★★】
・エエヤン
・エルトンバローズ
・ジオグリフ
・ヒシイグアス
【★】
・イルーシヴパンサー
・ソーヴァリアント
・タイムトゥヘヴン
・ドーブネ
・マイネルクリソーラ
・ラーグルフ
・レッドモンレーヴ
※好走ポイントに該当した数で★をつけています。
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