ジャパンカップ2023【袋とじ】馬券予想に役立つ情報満載!
ー11月26日(日)更新ー
この秋、そして今年の東京開催全てのフィナーレを飾る大一番、第43回ジャパンカップ。
今年から1着賞金が5億円に増額され、イクイノックスとリバティアイランドという2023年の競馬を引っ張ってきた2頭の直接対決が実現する運びとなった。
出走するのは外国馬1頭、地方馬2頭を含むフルゲートの18頭。中間には出走予定頭数の少なさや世界レコードとなった天皇賞・秋に出ていた馬の反動といった要素も心配されたが、大勝負を争うに相応しいメンバーが集まったと言っていいだろう。
G1・3勝馬タイトルホルダー、昨年のダービー馬ドウデュースと二冠牝馬スターズオンアース、昨年のジャパンカップ勝ち馬ヴェラアズールなども顔を揃えているが、それでも戦前の様相は圧倒的な二強。
前日段階でイクイノックスは1倍台前半となる1.4倍。リバティアイランドが4.0倍の2番人気で続き、3番人気のドウデュースは16.2倍と大きく離れた位置になっている。
むしろ、3番人気以降がドウデュース、タイトルホルダー、スターズオンアース、ダノンベルーガ、パンサラッサまでなだらかな差で続いており、仮にイクイノックスやリバティアイランドを信頼するとしても、残る1枠に食い込む馬を正しくジャッジできるかが馬券の勝敗を分けることになるだろう。
まずはイクイノックス。その能力については、もはや関係者の誰しも疑う余地がない。今回は天皇賞・秋の世界レコードから中3週という部分が焦点になってくるだろう。
「前走後、疲れは実際にあった」と厩舎に近い関係者。しかし、「短期放牧から戻ってからは目立った反動は感じられない。筋肉量が落ちた感じはないし、慎重に見極めつつ調整してきたがトラブルなくきている」とのことで、当初からの目標だったジャパンカップに向けて、ノーザンFと木村厩舎はやれることをやってきているようだ。
「状態は天皇賞の時に近付きつつある。あとは距離。2400m自体は実績があるが、あの天皇賞の後ではレースの流れが違ってくるので戸惑わないように」と、厩舎関係者は結んでいた。
リバティアイランドは格の違う内容で牝馬三冠を達成したが、今回は初めての年長馬との戦い。牡馬とのレースも新馬戦以来となる。
「成長した馬体を絞ることに専念した秋華賞よりも遥かに良くなっている。そもそも秋華賞は通過点のつもりで、秋2戦目にしっかり仕上がるようにやってきた」と関係者。
「最終追い切りに騎乗した川田も上がってきて絶賛していた。本当に状態は文句の付けようがない」とのことだが、関係者が意識しているのはやはりイクイノックスとの能力差。「4キロ差あるし、向こうよりジックリやってきた。これで敵わなかったら相手を褒めるだけ」と厩舎関係者。
この2頭の隣、2枠3番に入ったのが菊花賞、天皇賞・春、宝塚記念を勝っているタイトルホルダー。東京での出走はダービー以来となる。
横山和生騎手は「悪くはなかったが、もう少し弾けてほしかった」と追い切り後に話していたそうで、春のアクシデントから完全に復調した訳ではない様子。ただ、今回はパンサラッサが参戦し、「レースがしやすくなったのは確か」と関係者は展開面を前向きに考えているようだ。
ドウデュースは天皇賞の敗戦と、今回も武豊騎手が乗れないことをどう見るか。オーナーに近い関係者は「あの前走があっても3番人気とは」と今回の評価に少し驚いている様子だった。
「状態に関しては確実に前走以上」と厩舎関係者。「前走は急な乗り替わりだったが、今回は2度目なので戸崎も感触を掴んでくれているはず」とのこと。ちなみに、武豊騎手と戸崎騎手は鞍上が決定してからしっかり打ち合わせを行なっているという。
スターズオンアースはまずビュイック騎手の好感触ぶりを伝えておきたい。書類上の短期免許の取得は木曜日だが、スターズオンアースの追い切りに乗るために週初めには来日して水曜朝の追い切りに乗っている。
「凄い馬。こんな馬でジャパンカップに出られて感動している」と追い切り騎乗後のビュイック騎手。関係者の「2頭は強いので2着に来るだけでも相当評価される」という話に対しても「2着でいいのか?」と強気に話していたそうだ。
天皇賞・秋を蹄の不安で回避した経緯は気になるところだが、「G1で人気になる立場なので自重したが、並の馬なら使っていた程度のもの。すぐに立ち上げ直したし、状態は問題ない」とのこと。
ダノンベルーガは「天皇賞の反動を考えながらの堀厩舎流の調整が上手くいっている。見た目には軽い内容に見えるかもしれないが、G1だからと見栄で数字を出すより全然良い」と情報筋。夏の段階から「下半期の最大目標」と言っていたジャパンカップで好走が叶うか。
≪今週の重賞情報袋とじ≫
ジャパンカップ
2023
東京12R芝2400m
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 |
騎 手 |
---|---|---|---|
1 | 1 | リバティアイランド | 川田 将雅 |
2 | イクイノックス | C.ルメール | |
2 | 3 | タイトルホルダー | 横山 和生 |
4 | スタッドリー | T.マーカンド | |
3 | 5 | ドウデュース | 戸崎 圭太 |
6 | フォワードアゲン | 黛 弘人 | |
4 | 7 | イレジン | M.ヴェロン |
8 | パンサラッサ | 吉田 豊 | |
5 | 9 | ヴェラアズール | H.ドイル |
10 | ダノンベルーガ | J.モレイラ | |
6 | 11 | トラストケンシン | 荻野 極 |
12 | チェスナットコート | 田中 学 | |
7 | 13 | クリノメガミエース | 吉村 智洋 |
14 | ディープボンド | 和田 竜二 | |
15 | ショウナンバシット | M.デムーロ | |
8 | 16 | インプレス | 三浦 皇成 |
17 | スターズオンアース | W.ビュイック | |
18 | ウインエアフォルク | 藤田 菜七子 |
[ジャパンカップ]
注目の社台
グループ関連馬
ー11月25日(土)更新ー
桐 生
先週のマイルCSでは、ムーア騎手の負傷により急遽藤岡康太騎手に乗り替わったナミュールが1着。G1初優勝を飾るとともに、ヴィクトリアマイルのソングラインから続くノーザンF生産馬によるG1連勝が11に伸びています。
今週のジャパンCは現役最強馬イクイノックスと今年の牝馬三冠馬リバティアイランドの対決。
くしくも両馬が同じ1枠に揃って入ることになりましたが、鞍上のルメール、川田の両騎手がどんな乗り方をするかにも注目です。
社台グループ関連馬
イクイノックス
馬主:シルクR
生産:ノーザンF
ジャパンCには、リバティアイランド、イクイノックス、スタッドリー、ドウデュース、ヴェラアズール、ダノンベルーガ、ショウナンバシット、インプレス、スターズオンアースなど、グループ生産馬がスタンバイ。
この中で個人的に注目しているのがイクイノックスです。
キタサンブラックの初年度産駒にあたり、母シャトーブランシュ、半兄ヴァイスメテオールともに重賞ウイナーです。
馬産地などでは「コントレイル産駒の活躍次第だけど、ディープインパクトの後継種牡馬が手薄だ」という話が聞かれますが、ディープの兄ブラックタイドからはキタサンブラックが誕生。さらに初年度産駒からイクイノックスという大物が生まれたことで「このラインは安泰」とも言われています。
そんなイクイノックスの関係者からすれば、来シーズンからの種牡馬入りが濃厚とされている中で、父キタサンブラックともどもサンデーサイレンス系の今後を引っ張る存在として東京2400mのジャパンCの勲章は欲しいところ。
今年はドバイシーマクラシック、宝塚記念、秋の天皇賞と3連勝で最大目標ともいうべきジャパンCを迎えます。同馬にとって重要な一戦。どんな走りをみせてくれるのか注目したいですね。
[ジャパンカップ]
重賞調教
ウォッチャー
ー11月24日(金)更新ー
≪栗東・好調教馬≫
リバティアイランド
(牝3、栗東・中内田厩舎)
栗東CW(良)6F 80.7-65.5-50.9-36.4-11.0秒
高 島
関西の大将格であるリバティアイランド。誰しもが注目する馬だけに調教ピックアップとしては別の馬に触れたいと思っていたのですが、三冠達成の偉業を成し遂げてきたこれまでに勝るとも劣らない動きをこの中間に見せていたこともあり、期待せざるを得ないという意味で取り上げます。
調教師が立候補する形で出走が決まったジャパンC。その覚悟が見て取れる中間の動き。最終追切では自己ベストを軽々と更新。
川田騎手が騎乗したため、ある程度時計が出ることは想定済みでしたが、「思った以上のスピード感で、時計が出過ぎたという印象もない。それだけ好調という証だよ」と関係者も太鼓判を押すほど。
併せた相手も軽々先着。万全の態勢が整ったと見て良いでしょう。
≪美浦・好調教馬≫
スターズオンアース
(牡3、美浦・高橋瑞厩舎)
美浦W(良) 6F 81.5-65.4-50.5-35.9-11.4秒
神 谷
美浦の大将格はイクイノックスですが、ここではスターズオンアースに注目したいと思います。
予定が延びてここから始動する形になりますが、その影響を感じさせない中間の動き。2週続けてウッドコースを長めに追われており、先週は83.3-11.7秒とまずまずの時計を記録しつつもラストまで伸びのある走りを見せていました。
今週は併せ馬を加えて先週より1.8秒も時計が良化。ラストも11.4秒と今までで一番とも言えるキレ味を見せていました。「気配も良化。力を出せる状態に仕上がったよ」と関係者もニンマリ。久々でも楽しみな1頭ですね。
[ジャパンカップ]
馬主絡みの
重賞こぼれ話
ー11月23日(木)更新ー
赤 堀
どうも、馬主情報を専門に扱う赤堀です。
名勝負を予感させる今年のジャパンC。どんなドラマが繰り広げられるのか、競馬人として非常に興味深い一戦になりそうです。
馬主界隈でも話題に出ることが多く、多くのオーナーさんが注目していることでしょう。
そんな中で、馬主情報的に注目しているのが、山田弘氏のタイトルホルダーです。
勝利した7勝すべてが中山と阪神。坂を超える強靭な足腰が持ち味です。近年のスピード決着に対応出来るかが鍵になりますが、メンバーの中で肺活量をトップクラス。タフなレースになればこの馬が再び輝いても不思議ではありません。
オーナーの山田氏はサウンドトゥルーなどを所有しており、個人馬主ながら複数の名馬にめぐり合ってきました。
タイトルホルダーもその一頭であり、生産の岡田スタッドとは深い関係にあります。
種牡馬入りも見えている状況で実績のある馬を負かすこと付加価値が高まります。今回は特に重要なレースといえ、総動員でメイチの勝負をかけることとなるでしょう。
[ジャパンカップ]
3つの
好走ポイント
ー11月22日(水)更新ー
本日は過去の傾向から、好走馬の共通ポイントを3つご紹介します。
この3つの好走ポイントに1つでも該当する馬は、人気問わず、好走する可能性十分。是非、注目してみてください。
2.牝馬は牡馬の約3倍
3.天皇賞秋組は人気薄でも注意
★好走ポイント【1】
3歳~5歳が中心
3歳 | [1-4-2-16] 連対率21.7% 複勝率30.4% |
---|---|
4歳 | [5-3-3-37] 連対率16.7% 複勝率22.9% |
5歳 | [4-3-4-35] 連対率15.2% 複勝率23.9% |
6歳以上 | [0-0-1-49] 連対率0.0% 複勝率2.0% |
年齢別成績を見ると、3歳~5歳が中心で、6歳以上になると成績がガクンと落ちます。
3歳馬の1番人気は[1-0-0-0]、4歳馬の1番人気は[3-1-0-0]で、4歳以下の1番人気は[4-1-0-0]で連対率100%となっています。
なお、1番人気で馬券対象を外した馬は過去10年で2頭おり、19年レイデオロが4.2倍で11着、14年ジェンディルドンナが3.6倍で4着でした。混戦の中での1番人気は疑う価値がありそうです。
対して、単勝オッズ3.5倍以下の1番人気は[4-1-2-0]と馬券対象を外していません。
★好走ポイント【2】
牝馬は牡馬の約3倍
牡馬・セン馬 | [6-8-9-119] 連対率9.9% 複勝率16.2% |
---|---|
牝馬 | [4-2-1-18] 連対率24.0% 複勝率28.0% |
馬券対象馬の数が多いのは牡馬・セン馬ですが、率で見ると牝馬が圧倒。外国馬の牝馬を除くと[4-2-1-14]で連対率28.6%とさらに高くなります。
牝馬は牡馬・セン馬に対して2kg軽い斤量で出走可能。好走ポイント【1】で3歳馬(2kg減)が好成績なのも、斤量差が効いているということかもしれません。
牝馬同士のエリザベス女王杯ではなく、コチラに出走してきている時点で色気があるということでもあるでしょう。
★好走ポイント【3】
天皇賞秋組は人気薄でも注意
前走・天皇賞秋 | [6-3-6-36] 連対率17.6% 複勝率29.4% |
---|
前走・天皇賞秋組が中心。馬券対象馬30頭のうち15頭と、半数を占めています。
天皇賞秋で掲示板外に敗れていた馬でも、
19年1着スワーヴリチャード(天皇賞秋・5番人気7着)
15年2着ラストインパクト(天皇賞秋・9番人気12着)
14年1着エピファネイア(天皇賞秋・4番人気6着)
など、馬券になっているのが特徴。特に上記3頭のように、条件好転と思われる馬には注意が必要です。
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