ホープフルS2023【袋とじ】馬券予想に役立つ情報満載!
ー12月28日(木)更新ー
有馬記念の後に待ち構える、今年のJRA最後のG1レース。
2017年にG1へ昇格し、今年で7年目。2019年の勝ち馬コントレイルは無敗の三冠馬となったが、それ以降の勝ち馬は世代の中心とはなり切れていない。
果たして今年はホープフルSから来春のクラシックを引っ張る存在が出てくるのか。サンライズアースは出走取消となったが、重賞馬2頭、その他無敗馬5頭を含む17頭が出走する。
やはり世間的な注目度が高いのが、東西の重賞の重賞を勝ち上がってきた2戦2勝の2頭。
シンエンペラーは京都2歳Sを勝っての参戦。「右回り、内回りの2000mを経験しているのは強みです。今のタフな馬場も合いそうな血統だし、勝負になりそうです」と関係者の評価は高い。
一方で、状態面に関しては気になる話も。「前走が目一杯の走りだったので疲れがあって、本来はホープフルSを使うつもりはなかった」と厩舎筋の関係者。「短期放牧から戻っても疲れが抜け切っていなくて、回復を優先したので想定より仕上げは遅れ気味です」とのことだ。
ゴンバデカーブースはマイルで2連勝したところからのホープフルS参戦。これはサウジアラビアRCの勝利後に、松山弘平騎手と厩舎サイドが適性面を相談して決めたようだ。
「このままマイルを使うよりは、というジャッジ。とはいえ2000mが絶対に大丈夫という雰囲気はない。賞金に余裕はあるし、来年の路線を決めるための試金石というレースなのかもしれません」と厩舎に近い関係者。
「初戦と2戦目の間では馬体が増えず心配だったが、この中間の放牧で20キロくらい増えてくれた。戻ってからもカイ食いはいい。ただ、相変わらず調教中に物見をしたり突然カーっとなったりという面はある」と厩舎サイド。情報的にはやや課題も残しながらのレースに見えるが、能力で連勝を伸ばせるか。
重賞ウィナー2頭にやや気になる点も見える中、盛り上がっているのが牝馬のレガレイラ。関係者の間では「ここの結果次第で皐月賞もある」と言われているほどで、今回も抽選待ちの立場だったがルメール騎手が騎乗する。
「前走時は稽古をするとすぐへこたれる感じで仕上げ切れていなかった」と厩舎関係者。その影響かアイビーSでは新馬戦の強さを見せられなかったが、この中間はホープフルSを目標に非常にいい状態で迎えているようだ。
「ここまで休ませたので成長も大きい。デキは前走と雲泥の差だし、ここまで2戦も牡馬相手の長めの距離を意識してきた。牡馬相手というところは関係ない」と厩舎スタッフも強気。重賞昇格後、牝馬がホープフルSで馬券になった例はないが、今までの牝馬とは格が違う。前例を覆すか。
武豊騎手が騎乗するセンチュリボンドは「決め手勝負だと厳しいだろうから前々で。ユタカさんの逃げで去年のような展開になるといい」と厩舎サイド。「今までは少頭数の競馬が多かったので、この頭数の外枠は気になる。そこも含めて鞍上に期待している」とのこと。
高野友和厩舎はヴェロキラプトルとショウナンラプンタの2頭出し。高野友和厩舎といえばジャンタルマンタルで朝日杯FSを勝っていて、今年の2歳世代は層が厚い。
ヴェロキラプトルは「レースセンスが高くて完成度も高い。このメンバーでも大崩れはない」と情報筋。一方でショウナンラプンタについては「ポテンシャルだけでいったらヴェロキラプトルどころかジャンタルマンタルより上」との話だ。
前走の東スポ杯2歳Sは4着に敗れたが「スタートが悪かったり道中の進みが悪かったり、まだまだ幼くて能力を活かし切れていない面がある」とのこと。この中間はゲート練習を入念に行い、鮫島克駿騎手も追い切りに乗っている。新馬勝ちの舞台と近い条件に替わり、巻き返しなるか。
2頭出しという点では矢作芳人厩舎もミスタージーティーをシンエンペラーとともに出走させている。前述の通りシンエンペラーはやや急な参戦決定だったが、ミスタージーティーは新馬勝ち後、早くからホープフルSと決めていたという。
「モノで言えば矢作厩舎の世代一番という評価だった馬。実績的にシンエンペラーの方が人気になるけど、ミスタージーティーもヒケは取らないと思うんですけどね」と厩舎に近い関係者。大外枠は楽ではないが、こちらの2頭出しも要注意。
≪今週の重賞情報袋とじ≫
ホープフルS
2023
中山11R芝2000m
枠 番 |
馬 番 |
馬 名 |
騎 手 |
---|---|---|---|
1 | 松山 弘平 | ||
2 | ヴェロキラプトル | 戸崎 圭太 | |
2 | 3 | アンモシエラ | 藤田 菜七子 |
4 | アドミラルシップ | H.ドイル | |
3 | 5 | サンライズジパング | 菅原 明良 |
6 | シンエンペラー | B.ムルザバエフ | |
4 | 7 | テンエースワン | 横山 和生 |
8 | インザモーメント | 佐々木 大輔 | |
5 | 9 | タリフライン | T.マーカンド |
10 | シリウスコルト | 三浦 皇成 | |
6 | 11 | ショウナンラプンタ | 鮫島 克駿 |
12 | ディスペランツァ | L.モリス | |
7 | 13 | レガレイラ | C.ルメール |
14 | ホルトバージ | 今村 聖奈 | |
15 | ウインマクシマム | 松岡 正海 | |
8 | 16 | センチュリボンド | 武 豊 |
18 | ミスタージーティー | 坂井 瑠星 |
[ホープフルS]
注目の社台
グループ関連馬
ー12月27日(水)更新ー
桐 生
2023年の競馬もいよいよホープフルSで終わりを迎えます。
ここまで阪神JFはアスコリピチェーノ、朝日杯FSはジャンタルマンタル、さらにダートの全日本2歳優駿もフォーエバーヤングとグループ生産馬で2歳各部門の王者を総なめしているだけに、最後のホープフルSも決めておきたいところです。
とくに新種牡馬産駒に期待できそうな馬がいるだけに、来春の種付けシーズンへ向けても力が入る一戦といえます。
社台グループ関連馬
レガレイラ
馬主:サンデーR
生産:ノーザンF
今年のホープフルSには、 ゴンバデカーブース、ヴェロキラプトル、サンライズジパング、テンエースワン、タリフライン、ショウナンラプンタ、レガレイラ、ミスタージーティーなど、グループ生産馬が多数スタンバイ。
この中で個人的に注目しているのが、牡馬に挑戦状をたたきつける2歳牝馬レガレイラですね。
父がスワーヴリチャードで、母のロカは現役時代1勝も新馬勝ちから臨んだ阪神JFで1番人気に支持されています。3代母があのウインドインハーヘアで、ディープインパクトの近親馬。今年は半兄のドゥラドーレスがオープン入りを果たしたほか、同い年の従姉妹ステレンボッシュ阪神JF2着馬です。
ノーザンF早来で育成され、今春3月には美浦トレセンへ入厩。すぐにゲート試験に合格し、デビューに備えました。
7月の函館芝1800m新馬戦では後続に1馬身半差をつけての快勝。二戦目のアイビーSでは上がり3F32.7秒の末脚を披露するも前二頭を捕まえることができず3着となりました。
同厩舎には同馬主のチェルヴィニアがおり、こちらはアルテミスSを勝ったように牝馬の王道路線を歩んでいたのに対して、レガレイラは二戦目でアイビーSを選んだ時点で「年内は阪神JFよりもホープフルSを視野に入れていた」という話もありました。
牝馬出走の例が少ないレースですが、このレースを選んだということは、その背景には関係者の思惑が潜んでいるということ。3つのポイントにもあったように、ノーザンF生産馬が過去9年で7勝を挙げているレース。当然この馬もノーザンFが送り込む一頭として注目すべきでしょう。
[ホープフルS]
3つの
好走ポイント
ー12月26日(火)更新ー
本日は過去の傾向から、好走馬の共通ポイントを3つご紹介します。
この3つの好走ポイントに1つでも該当する馬は、人気問わず、好走する可能性十分。是非、注目してみてください。
2.前走1番人気馬
3.ノーザンF生産馬が9年のうち7勝
★好走ポイント【1】
外国人ジョッキーが約半分馬券に
関東 | [1-2-3-56] 連対率4.8% 複勝率9.7% |
---|---|
関西 | [5-4-6-43] 連対率15.5% 複勝率25.9% |
外国 | [3-3-0-7] 連対率46.2% 複勝率46.2% |
騎手の所属別成績を見てみると、東西の比較では関西が圧倒的ですが、それ以上に短期免許の外国人ジョッキーが好成績であることが分かります。
22年はムルザバエフ騎手のドゥラエレーデが14番人気で1着。21年はC.デムーロ騎手がジャスティンパレスで4番人気2着。20年は参戦がなく、19年はマーフィー騎手がヴェルトライゼンデで3番人気2着でした。
今年はドイル騎手がアドミラルシップ、ムルザバエフ騎手がシンエンペラー、マーカンド騎手がタリフライン、モリス騎手がディスペランツァで出走を予定しています(シンエンペラー以外の3頭は抽選対象)。
★好走ポイント【2】
前走1番人気馬
重賞に格上げされてからの過去9年、前走1番人気馬が[7-6-4-26]。連対率30.2%、複勝率39.5%と好走率が高くなっています。
前走1番人気馬のうち、前走1着馬は[5-6-4-20]、前2走2着馬は[2-0-0-2]。前走3着以下は[0-0-0-6]と馬券になっていません。
なお、前走4番人気以下で馬券対象に好走した馬は4頭おり、そのうち3頭がオープン特別、または重賞を勝っての参戦。例外は昨年1着のドゥラエレーデ(前走・東スポ杯2歳S6番人気4着)だけです。
★好走ポイント【3】
ノーザンF生産馬が9年のうち7勝
ノーザンファーム生産馬が[7-4-6-22]、連対率28.2%、複勝率43.6%と高確率。過去9年では17年だけ馬券対象になっていませんが、それ以外の8回ではいずれも2頭以上が3着以内に入っています。
昨年は14番人気のドゥラエレーデが1着。6番人気のキングズレインが3着。一昨年はキラーアビリティが2番人気1着、ジャスティンパレスが4番人気2着でした。
レース当日4番人気以内に限ると[6-4-4-6]で連対率50.0%、複勝率70.0%。5番人気以下は[1-0-2-16]。
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