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函館記念2024【袋とじ】馬券予想に役立つ情報満載!



今週は7/13(土)に【函館2歳S】。7/14(日)に【函館記念】が行われます。

その中からこのページでは、【函館記念】を攻略するために必要な情報・馬券話を、各専門分野に特化したスペシャリストたちがコソッと無料でお教えします。

時間のある時にチェックして、馬券予想に役立てて下さい。

≪今週の重賞情報袋とじ≫
函館記念
2024
函館11R 芝2000m

~枠順確定版~





1 1 サヴォーナ 池添 謙一
2 オニャンコポン 菱田 裕二
2 3 エンパイアウエスト 横山 武史
4 グランディア 三浦 皇成
3 5 サンストックトン 藤岡 佑介
6 リカンカブール 津村 明秀
4 7 エミュー 鮫島 克駿
8 プラチナトレジャー 永野 猛蔵
5 9 アウスヴァール 古川 吉洋
10 トップナイフ 横山 和生
6 11 アケルナルスター 黛 弘人
12 ホウオウビスケッツ 岩田 康誠
7 13 デビットバローズ 武 豊
14 ハヤヤッコ 浜中 俊
8 15 チャックネイト 佐々木 大輔
16 マイネルクリソーラ 丹内 祐次

[函館記念]
注目の社台
グループ関連馬

ー7月13日(土)更新ー

社台情報スペシャリスト
桐 生

社台情報部の桐生です。

直営クラブの1歳馬募集とセレクトセールが無事終了し、社台グループにとってはようやく夏のゆっくりした時間が流れ始めました。スタッフにとっても当歳馬の離乳や1歳馬の馴致開始、あるいはそれらに伴う移動が本格化するまでは余裕ができるとあって、後は競馬場で関連馬に頑張ってもらうだけです。

早いもので函館開催の最終週を迎え、日曜日にはフィナーレを飾る函館記念が行われます。やや手薄なラインアップですが、デビットバローズ、チャックネイト、ハヤヤッコ、グランディア、エンパイアウエスト、オニャンコポンと6頭のグループ関連馬の走りには注目です。

社台グループ関連馬

デビットバローズ

馬主:猪熊広次
生産:社台F


前走の巴賞2着を叩いて重賞初制覇を目論んでいるデビットバローズ。ロードカナロア産駒で、半姉に阪神牝馬S2着のベルルミエールや新潟2歳勝ち馬のヴゼットジョリー、ファタジーS2着のベススールがおり育成は社台Fが担当。千葉サラブレッドセールで5291万円(税込)で取引されています。

巴賞→函館記念は早い段階での既定路線で、前走の巴賞は“本番を見据えての仕上げ”と陣営も明言していたところ。それでも2着に食い込んでいるのは力を付けている証に他なりません。

その前走で騎乗したユタカさん(武豊)が「力がある馬。1800mよりも2000mの方がレースがしやすい」と漏らしていたほどですし、条件も大きく好転するのが今回。まさに狙い澄ました一戦と言えます。

持ち乗りの助手は上村師と兄弟関係にあり、重賞制覇となればアイアンバローズのステイヤーズS以来(2023年)2度目のこと。その助手も「チャンスがあるので決めたい」とかなり力が入っていたという話で、函館は庭のユタカさんであれば勝利へと導いてくれることでしょう。

[函館記念]
重賞調教
ウォッチャー

ー7月12日(金)更新ー

≪栗東・好調教馬≫
グランディア
(セ5、栗東・中内田厩舎)

函館芝(良)
4F 52.0-37.3-11.5秒

栗東情報スペシャリスト
高 島

中4週での参戦になりますが、前走後は在厩で疲れを取ることに専念。6月末から本格的に動きだして、先週は栗東のCWコースで強めの調教。

自己ベストを0.8秒更新して最後も11.2秒の好時計をマーク。前走のエプソムCでは惜しくも6着に敗れてしまいましたが、巻き返しを期待したくなる動きだったように思います。

今週は函館に入って最終調整。終い重点の調教でリラックスした走りで北海道に着いてからも順調な様子。

鞍上の三浦騎手はこの馬のために函館遠征を決断しただけに力が入る一戦となりそうです。

≪美浦・好調教馬≫
チャックネイト
(セ6、美浦・堀厩舎)

函館W(良)
5F 73.2-56.8-41.3-13.5秒

美浦情報スペシャリスト
神 谷

天皇賞(春)以来のレースとなりますが、秋のプランを立てる上で、クラシックディスタンス路線か長距離路線かを決める上で今回がその指標となる大事なレースとなりそうです。

6月頭に美浦トレセンへ帰厩すると併せ馬を積極的に取り入れながらウッドコースと坂路をバランス良く乗り込んできました。

美浦トレセンでの最終追切となった先週は、自己ベストを更新する猛時計を記録。函館に入ってからは体調やテンション面の管理に重点を置くプランが立てられています。

今週の函館ではかなり軽めでしたが騎乗する佐々木騎手とコンタクトをとって馬の状態を確認。佐々木騎手に信頼を置いている堀厩舎ですが、今年の戦線離脱後、まだ勝利を挙げられていません。

師の期待に渾身騎乗で応えてくれるのではないでしょうか。

[函館記念]
馬主絡みの
重賞こぼれ話

ー7月11日(木)更新ー

馬主情報スペシャリスト
赤 堀

どうも、馬主情報を専門に扱う赤堀です。

早いもので今週で今年の函館開催は今週で最後になります。そのオーラスを務めるのが函館記念です。

北海道開催は札幌に替わり、函館競馬場はそのまま札幌競馬へ出走する馬たちの調整の場となります。

函館滞在のマスコミはほぼおらず、競馬関係者のみでひっそりと調整されているのが特徴のひとつ。

そこには公にされない話もあり、中には馬券勝負に最適な裏情報もあるとか…。札幌開催の楽しみのひとつとしてぜひ覚えておいてくださいね。


注目すべき馬主とは?

そんな中で、馬主情報的に注目しているのが、キャロットファームのグランディアです。

函館馬主協会を代表する馬主のひとりであるキャロットファームですが、意外にも函館の重賞を制したことがあるのは、08年の函館2歳Sを制したフィフスペトルと12年の函館記念を制したトランスワープだけとなっています。

毎年のようにG1級の活躍馬を輩出しているクラブということを考えれば、この成績は少しさみしい気もしますね。

有力馬のほとんどは夏の間、休養に充てていることを考えれば納得ではありますが、地元重賞なら存在感を発揮して欲しいところ。

今回出走するグランディアは2走前にオープン入りを来ていますが、その時から三浦騎手とコンビを組んでいます。

三浦騎手は最近、北海道での活動は控え目ではありましたが、この馬のために北海道入り。それだけ期待している馬ということでしょう。

オーナーが初めて函館重賞を制したフィフスペトルに当時騎乗していたのも三浦騎手。オーナーにとってゆかりあるジョッキーにここでも手綱を託したことを考えれば地元で力が入っているということが言えるかもしれません。

重賞の舞台でどんなレースを見せてくれるのか楽しみにしたいと思います。

[函館記念]
3つの
好走ポイント
ー7月10日(水)更新ー

本日は過去の傾向から、好走馬の共通ポイントを3つご紹介します。

この3つの好走ポイントに1つでも該当する馬は、人気問わず、好走する可能性十分。是非、注目してみてください。

3つの好走ポイント
1.前走重賞組が中心
2.巴賞組は凡走馬&斤量減
3.今回、前で競馬をできるかどうか


★好走ポイント【1】
前走重賞組が中心

G1 [1-1-3-10]
連対率13.3% 複勝率33.3%
G2 [3-3-0-11]
連対率35.3% 複勝率35.3%
G3 [4-2-3-38]
連対率12.8% 複勝率19.1%
OP特別 [1-4-2-63]
連対率7.1% 複勝率10.0%
3勝クラス以下 [1-0-2-6]
連対率11.1% 複勝率33.3%

前走クラス別成績を見てみると、前走重賞組[8-6-6-59]が中心。特にG2組が好成績となっています。夏のハンデ重賞ということもあって格上挑戦馬が強いイメージがあるかもしれませんが、実際には勝ち馬の大半が前走重賞組です。

前走重賞組で、勝ち馬からの着差で成績を見てみると、

0.3秒差以内[3-3-1-7]、連対率42.9%、複勝率50.0%

0.7秒差以内[6-4-3-19]、連対率31.3%、複勝率40.6%

1.1秒差以内[7-5-5-31]、連対率25.0%、複勝率35.4%

大敗後でも好走可能なレースではありますが、大きく負けていない馬の方が好走率は高くなっています。

なお、過去10年では前走重賞1着馬は[0-0-0-2]。そもそも出走馬が少ない事例ではありますが、11年前のトウケイヘイローが前走重賞1着馬で好走した最後の馬になっています。


★好走ポイント【2】
巴賞組は凡走馬&斤量減

過去10年で出走馬の約3分の1を占めているのが巴賞組[1-4-1-46]です。

今年も8頭が特別登録を行っており、勝率1.9%、連対率9.6%、複勝率11.5%と率ベースで見たら好成績とは言えませんが、6頭が馬券に絡んでいることからも無視はできません。

前走1~5着 [0-1-1-28]
連対率3.3% 複勝率6.7%
前走6~9着 [1-2-0-13]
連対率18.8% 複勝率18.8%
前走10着~ [0-1-0-5]
連対率16.7% 複勝率16.7%

巴賞組の前走着順別成績を見てみると、ひと言でいえば凡走馬が狙い目。

巴賞1~5着馬からは[0-1-1-28]と勝ち馬が出ておらず、昨年は巴賞1着馬アラタが9着、巴賞2着馬ドーブネが8着、巴賞3着馬テーオーシリウスが16着といずれも凡走に終わっており、対して巴賞5着馬ルビーカサブランカが2着に好走しました。

斤量増 [0-0-0-0]
連対率0.0% 複勝率0.0%
増減なし [0-0-0-13]
連対率0.0% 複勝率0.0%
斤量減 [1-4-1-33]
連対率12.8% 複勝率15.4%

また、過去10年では巴賞組で馬券対象になった馬は、全て斤量減で臨んでいた馬でした。

もちろん、巴賞時の関係者の思惑なども重要にはなりますが、巴賞で凡走して斤量が軽くなった馬の巻き返しが多いことは覚えておいて損はないでしょう。


★好走ポイント【3】
今回、前で競馬をできるかどうか

4角5番手以内 [8-7-6-37]
連対率25.9% 複勝率36.2%
4角6番手以下 [2-3-4-92]
連対率5.0% 複勝率8.9%

函館競馬場の最後の直線は262mです。これはJRA10場の中で最も短い距離。そんな小回りコースだけに、函館記念も逃げ、先行馬が強い傾向となっています。

ただし、前走の4角位置を見てみると、

[前走]4角5番手以内 [2-2-7-61]
連対率5.6% 複勝率15.3%
[前走]4角6番手以下 [8-8-3-68]
連対率18.4% 複勝率21.8%

ほぼ真逆の成績に。前走時に前々から競馬をしていた馬が好走しているわけではないことが分かります。

常に逃げ、先行している馬よりも、「状態、コース適性、枠順などから今回、前で競馬をできるかどうか」を見極めることが重要と言えそうです。

好走注目馬はこの馬
【★★】
・マイネルクリソーラ

【★】
・オニャンコポン
・グランディア
・サヴォーナ
・サンストックトン
・チャックネイト
・ハヤヤッコ
・リカンカブール


※好走ポイントに該当した数で★をつけています。
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